冬の花 神奈川・鎌倉

冬の花　　神奈川・鎌倉

　　　寒さと静寂に香る（090107-日経夕刊「季語の道端」より）
　　　
　　　
　　　
名刹（めいさつ）・古刹の多い鎌倉は花の名所としても知られ、
１年を通して多くの人が散策に訪れます。

ツバキや梅が咲くのは２月から。
その後は桜やフジ、ツツジ、紫陽花（あじさい）、ハスにハギ、モミジ…。
四季折々の花めぐりができ、ほどほどの距離のハイキングができるので人気が
あるのもうなづけます。

中でも冬はゆっくりと静かな雰囲気を楽しむのにおすすめです。
写真の花は紫陽花寺として有名な北鎌倉の名月院で見かけ
蝋梅（ろうばい）。

梅とは違う種類だそうですが、まさに蝋で作った花のようです。

冬の柔らかな日差しにあたると、ローソクのほのかな明かりのような
風情になります。
まるで気温が上がると解けてしまいそう。
冬の寒さと静寂が似合う花。
香りを手がかりに探してみましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（写真家：野呂　希一）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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↑　「蝋梅」が「梅」では無い、とは知りませんでした。
　　てっきり、「梅」の一種類とばかり思い込んでおりました。
　　
　　でも。
　　見た目も香りも、実に「梅」に良く似ておりますね。

コメント 7

ロウバイを活け、香りを感じると、毎年「春が近づいている♪」ような気がします。
冬が苦手な私にとって、どんな小さな変化も嬉しい、春の訪れです。
by SUMAKO (2009-01-19 00:35) 

こんばんは・・・
鎌倉は歴史も古く、古刹も多い魅力のある街ですね♪
有名人の方も多く鎌倉ににお住まいですね!
蝋梅は落葉低木でロウバイ科、中国原産で別名唐梅ともいうそうです(^_-;)

by あら!みてたのね (2009-01-19 00:59) 

＞SUMAKOさん、

はい、本当に！
蝋梅があんない芳香豊かなものとは知りませんでした。

「迎春花」として、お正月にupした「蝋梅」ですが。
本当はお見舞い用に買って、すぐお持ちしたのですが、
「まだ寄るところがたくさんあって、とても持ち帰れないから」

と、「気持だけ」受け取って戴き、蝋梅そのものは、

「お母さんに」

と改めてワタクシが戴いて来てしまったのでした。

普通に持ち歩いているだけで、蝋梅の馥郁たる香りが
かなり強く立ち上って来て、本当にびっくりしました。


＞あら！　さん、

こちらはお詳しいみたいで良かったです。

「ロウバイ科」なんてあるんですねぇぇ。。

え？
「唐梅」ですか？
なるほどぉぉ。。
by 向日葵 (2009-01-19 01:18) 

一昨日　散歩の途中で見かけた　蝋梅 撮ってきました。
私も　この記事は切り抜いていますが・・・
真っ青に晴れ渡った空をバックにした蝋梅でしたので
名月院のような風情は感じられないようでした。
by ララアント (2009-01-19 17:01) 

＞ララアントさん、

自生している蝋梅を見られるなんてお幸せですね。

子供の頃からコンクリートジャングルに育った者としては
羨ましい限りです。

探せば東京にも、結構あちこちに見応えのある所はあるようですが－。


＞お茶屋さん、takagakiさん、ふじくろさん、

ご訪問、｀nice!｀、ありがとうございました。

by 向日葵 (2009-01-19 23:49) 

＞チョロギさん、

ご訪問、｀nice!｀、ありがとうございました。



by 向日葵 (2009-01-22 03:39) 

＞whitesoxさん、

ご訪問、｀nice!｀、ありがとうございました。


by 向日葵 (2009-01-23 04:08)