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♪~ バスよ バスよ 行かないで~ ♪~ [徒然雑感]

大体週一で母の面会に通っている。

一昨年、母が在宅が無理になって施設に預かって貰ってからのことだ。

入所当初はちょうどコロナ渦吹き荒れる頃で、「週一、かつ30分以内」かつ、
予約が必要な面会だった。

だからちょっと遅れても面会時間が減ってしまうので時間厳守。

居室には上がれず決められた1階の面会室でのみの面会。

だから母の身の回りの持ち物を、行く度に確かめる事が難しく、忸怩たる思いだった。


去年の春頃からコロナに寄る制限が緩和され、原則「居室での面会」となった。

とは言ってもこちらも週に何回も、一回何時間も居る事は難しい。

週に何回も行ったり、10日以上行けなかったりー。
いろいろしつつ、大体「週に1回、約1時間」と決まって来た。

距離的には近いのだが、アクセスがあまり良くなく、地下鉄と私鉄とバスを乗り継いで行く。
電車はまだしもバスが面倒だ。

まあ、バス停は比較的施設の近くにはあるのだがー。

行きのバスは施設の横を走る大通りの反対側に停まる。
帰りのバスは逆方向になるから施設のある側に停まる。

バスに乗る為にバス停に行こうと、施設から歩いているとその横をバスがつつつー、っと
通り過ぎて行ってしまう。
目の前のバス停に停まるのだが、ほんの数秒停まっただけですぐに行ってしまう。
乗り降りする人が居ない時はその数秒も無い。

何度目の前でバスが行ってしまうのを見たことか!!

バスは大体1時間に4-5本あるので、通り過ぎてしまっても、10分から15分も待てば
次のバスが来るのだがー。
その目の前でバスを逃した後の待たされる数分間は異様に長い!!

特に夏の炎天下、冬の雨風強い時、等はまさに泣きたくなる。



そんなわけで何時ともなしに施設からバス停に向かうワタクシの口から出て来るように
なったのが、

「♪~ バスよ バスよ 行かないで~ ♪~」

のリフレインである。

昔(?)「♪~ 雨よ 雨よ 降らないで ♪~」

と言う流行歌があったように思うのだがー。




勿論そのパクリである。


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さ、さぶい!!・・けど・・? [徒然雑感]

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なんてこと言ったら被災地の皆さんの顰蹙を買いそうだがー。
一昨日(2024.01.23火曜日)迄の暖かさは何処へやら、昨日から酷く寒くなった。
空気が刺すように冷たい上に風も強い!!

いやいや、そうなんだ。「冬」ってこうだったんだ。寒いのは当たり前。
でも暖冬にすっかり馴らされてしまった身体は酷く貧弱て、殊の外寒さが身に染みている。

そういえば今年も「大寒」があった。
月も綺麗で満月に近いようだ。
あちこちで蝋梅が綺麗に咲き乱れているらしい。
白梅、紅梅もチラリホラリ。。
暦の上ではもう「春」なのだけど、これからが一年で一番寒くなる頃。厳冬期だ。
それでも春を告げる花達があちこちで咲き出している。
年に一度の書類地獄もあるし、日常もコロナの後遺症らしきもののせいで(?)で
なかなか上手く回らないしー。
なんだかんだ、一番大変な時期なんだけど、こうして花便りを聞いているだけで
結構元気になれるし、なんとなくウキウキもして来る。

子供の頃からずっと「秋」がとても好きだったのだけど、30歳を過ぎた頃からか、
「春」がなんだかもっともっと好きになって来てしまった・・!!
儚く咲いて散っていく桜の花に負うところが大きいのだけど、やっぱりこうして
「春の足音」が聞こえて来ると良いもんだなぁぁ。。


ね?


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辰の年、母の自宅外出ーその3 [徒然雑感]

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(その3)

この日、夕方にトイレヘルパーさんが見えて、住んで居るマンションの
共有の車椅子用トイレで事を済ませた母を、今度は施設まで送って行きます。
物理的には施設の夕飯に間に合う時間です。

「食べても食べなくても母の自由にさせて下さい。」

とお願いして、施設に帰しました。

まさにお正月のご馳走をたらふく食べて帰っているので、
流石にその夜は「何も食べられないかもしれません」。
でも「用意だけ」はしておきます。(費用は掛かりますがー。)

いつもの自宅外出は、夕飯も別のレストラン等で済ませてから、
夜9時過ぎに施設に帰す事が多かったのですが、
施設側も夜勤帯の時間になるし、こちらの負担も大きいしー。
ということで、今回から夕飯前に帰すように変えてみました。

その分、時間的にも物理的にも体力的にも「楽になった筈」だったのですがー。

ワタクシが母を送って行っている間に、主人がまた荷物を廊下に戻します。
そうしないと生活スペースが確保出来ないからです。
母が居る時は廊下はいつも綺麗だったのですから、
荷物置き場にしないでも済む筈なのですがー。。
不思議です。

母を施設に帰してから直ぐに家にUターンです。
その帰途に主人からメールがあり、
「疲れ切ってしまって荷物が戻せない!!」
と言うのです。

廊下の荷物は主に布団の上に置いて凌いでいます。
そこしか荷物の避難場所がありませんので。

「荷物が戻せなかったら布団で寝られないだけです。」
と返しました。

約1時間して帰宅すると、廊下は綺麗に片付いています。
あれから少し休んで、仕方なくまた荷物を戻してくれていたそうです。
「いつもありがとう。。」
心の中で言いました。本当に心底感謝です。

お陰でワタクシもその晩ゆっくり休むことが出来ました。

(終わり-続きません)



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辰の年、母の自宅外出ーその2 [徒然雑感]

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(その2)

またトイレへルパーさんもあらかじめ予約しておきます。
いつもお願いしている所の、出来得るならベテランで母と相性の良い方。
勿論有料です。大概の事業所が「30分刻み」でしょうか。

しかし「トイレ」というもの。
これが自身のコントロールの効かないものでー。
毎回「信じられない想定外の出来事」に悩まされます。

それらを全部クリアしても尚、当日の天気ばかりは神様の言う通り。
晴れてない迄も降って居なければ「なんとかなる」場合が多いのですがー。

昨今の夏場の暑さはあまりにも異常です。
エアコンの効かない屋外を移動するのは母には重労働で、
場合に寄っては命に拘わります。

なので、ここ数年は夏場の自宅外出は基本的には出来なくなりました。
お盆もありますし、父の命日もあるので、本来なら夏にこそ
出掛けさせてあげたいのですがー。

ワタクシが母を迎えに行っている間に、主人は家の中の廊下などの荷物を
母の車椅子が自由に通れるように片付けて置いてくれます。

ワタクシと母は施設からタクシーで自宅近くの霊園に真っ直ぐ行き、
まずはお墓参りに向かいます。
お墓の掃除や花やり等は主人や弟に任せます。
弟はワタクシの住む自宅から約1時間掛る所に住んでいます。

お墓参りを済ませたら、いつもならここの近くで「初詣」をしてから
自宅に戻っていたのですが、今年はこの「初詣」をすっかり忘れていました!!

まあ、なんて罰当たりな!!
と言っても、それでも時間はギリギリでしたし「初詣」と言っても
「車椅子のまま」問題なくお参り出来る所がいつも見つけられなくて苦労するのです。
最近は「諦めムード」が強く漂っていました。
多分それで、ワタクシが「完璧に忘れていて」も、
主人も弟も何も言わなかったのでしょう。
そういえば、母も何も言っていませんでした、っけー。。

(その2、終わり、その3に続く)

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辰の年、母の自宅外出ーその1 [徒然雑感]

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おひさしぶりです。

お正月の母の自宅外出を始め、遅れてしまった年賀状の印刷、ポストイン、

恒例の母の「成年後見報告書」の取り掛かり、「確定申告」の開始、等々。。

忙しくしていて、案の定ダウン。プチ寝込み状態でした。


若い時は体調不良で寝込むなんて考えられない事でしたが、

ここ数年、我が身をもって痛く実感しています。

1月2日(火)に無事母の自宅外出を敢行し、大きく「ほっ!」とひと息。



約15年、在宅で看ていましたが、トイレ介護がワタクシ一人では出来なくなり、

仕方なく施設に入って貰ったのが一昨年の2月。。

ですから約丸2年になります。


母専用の介護ベッドも施設に移った時に引き払い、トイレにあった補助具も

一切撤去しました。

というか、在宅ではなくなったと同時に

「介護保険で借りる事が出来たそれらの補助具」が借りられなくなるのです。

また「あっても場所取りで困ります」しね。

ですので、今回も母の「自宅外出」となるのです。

ゆっくり「自宅外泊」をさせてやりたいところですが、

「トイレもベッドも使えない」とあっては「数時間の外出」が文字通り精一杯です。


「外出」だけであっても、母は車椅子に乗ったままでしかタクシーに乗れなくなって

いますから、

「車椅子のまま乗り降り出来るタクシー限定」で車を探します。

またその車の運転手さんが、必ずしも車を「車椅子仕様に組み替えられる」とは

限りません。大概の運転手さんが「1年に1回(もしくは半年に1回)の研修」を

受けただけ、という怖い現実があるのです。

ですから10台止めても、1台も乗れない、と言う事が良くあります。


お正月は大概「予約が出来ません」ので、1種の賭けになります。


(その1、終わり、その2に続く)


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明けましておめでとうございます-2024 [徒然雑感]

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もう新しい年が明けてしまいました。
2023年は何をしていたのか、すぐには思い出せません。
良く分からないながら忙しかったのだけは覚えていますが。。

後はお所月に罹患したコロナの後遺症らしきもののせいで(?)年間を通して
本当に体調の悪い日が続いていました。
体調が悪いと本当に何も出来ませんね。
ちょうど加齢で身体も老いへの準備をし始める頃だったのでしょう。
輪を掛けて体調不良が続きました。

今年はもう少し前向きにいろいろ動けたら、と思っています。

何卒今年も宜しくお願い致します。


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