今日はお通夜でー。 [徒然雑感]
母の二回り上の長兄(50数年前に死去)のお嫁さん、つまり母の義理の姉、
ワタクシの伯母、が亡くなった。
大正15年生まれ、97歳。父も生きていれば同い年。
やっとコロナが明け、この5月5日に、久しぶりの「清正公のお祭り」
(加藤清正にちなんだお祭り)にお招き頂いていた。
伯父が元気だった頃から、ワタクシが物心着いた頃には毎年、お正月と清正公のお祭りと
年に2回、親戚が全員集まっていた。
行くといつも布団に横になっていた祖父の喜寿のお祝いも全員でした。
この日だけは祖父も羽織袴で主席に座った。
ワタクシは当時12歳。小学校6年生。
「小学生以下はNG」と大人の席には入れて貰えなかった。
当時の事だから、この亡くなった伯母を中心に女性軍は殆ど台所でお料理三昧。
伯父たちは皆、まあ、良く飲む、喋る、吸う(当時は煙草も当たり前だった)、
わいわいがやがや。。
お料理がひと区切りつくと女性軍も一緒にご馳走を頂くが、
すぐにお燗だ、あれだ、これだ、
と注文が入り、また台所は元より、場合に寄っては外に迄買いに行く。
そんな様子を見て育ってー。
「女、ってなんて損なんだろう・・??」とつくづくー。
その伯母もこの5月、元気は元気だったが、年も年で、流石に昔の元気さは無かった。
夏の始めに倒れて、緊急入院。
なんとか持ち直してリハビリ病院へ転院したそうだが、右半身に麻痺が残っていたらしい。
夏も終わる頃、在宅へ戻り、介助を受け乍らリハビリ病院へ通院するようになってー。
そんな矢先の知らせだった。
お通夜や葬儀に集まる面々も大分変ってしまっている。
母の数多い兄弟も半分以上居なくなった。
小さかった甥や姪が立派なお父さん、お母さん、バリバリのキャリアマン、ウーマン等に
なっている。
自分の年を思うと、ワタクシの将来ももうあと僅か。。
そろそろ本気で身支度をしないとなぁぁ。。