階段を降りる時は命懸け。。

平地を歩く分にはまだ良いのだが、階段の上り下り、特に下りが最近辛くなった。
最寄り駅の利用しやすい改札口には上りエスカレータはあるが、下りが無い。
階段のみだ。
エレベーターがある改札口までは端と端で、その移動も辛いのでその下り階段で
頑張っている。
人がやっとすれ違えるくらいの狭い階段なので両側の手すりを掴んで、
一足一足降りるようになる。
後ろから来ている方には申し訳ないが、いくら急いでもたもたもたしてしまう。
大概の方は諦めて待っていて下さるのだがー。

昨日は隣駅までの外出でその階段を必死に下りていた。
若い女性が急いでいるらしく、今、ホームに居る電車にどうしても乗りたいらしい。
「すみません」と声を掛けて来たのだが、こちらはとても応じる余裕が無い。

すると驚いたことにはその女性、ワタクシの右手を「グイッ」と手すりから引き剥がし、
ワタクシの右側をすり抜けてホームに降りて行った！！

危うバランスを崩したワタクシはもう少しで転倒するところ。
とても怖い思いをした。
ワタクシが転んででもいれば、彼女も「そう」とわかったかもしれないが、
少しバランスを崩して身体が傾いただけ。
それでも充分怖かった！！
彼女は何も気が付かないまま、ホームの電車に飛び乗り走り去った。

都内の駅で、次を待っても「６分」なのだ。
この階段では何度も同じような思いをさせられている。

ホームの逆の端にあるエレベーターを使わないワタクシが悪いのか？

エスカレーターでも片側に止まって乗り、片側を歩く、というのがいつか
定番となっている。
埼玉県のように、つい最近、条例で禁止されたところもあるにはあるが。

エスカレーターもやはり怖いので、出来るだけ真ん中に乗り、
両手で両端の手すりを掴む形で乗ることが多い。

それも元気な方たちには理解の外で、無理やりに片側を歩いて抜かれて行く事が多い。

今の世の中で、この先、高齢者や身障者が間違いなく増えて行く。
もう少し、「元気で若いみんな」が考えてくれたら良いのだけどー。。

「甘え」なのかなぁぁ・・？？