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辰の年、母の自宅外出ーその3 [徒然雑感]

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(その3)

この日、夕方にトイレヘルパーさんが見えて、住んで居るマンションの
共有の車椅子用トイレで事を済ませた母を、今度は施設まで送って行きます。
物理的には施設の夕飯に間に合う時間です。

「食べても食べなくても母の自由にさせて下さい。」

とお願いして、施設に帰しました。

まさにお正月のご馳走をたらふく食べて帰っているので、
流石にその夜は「何も食べられないかもしれません」。
でも「用意だけ」はしておきます。(費用は掛かりますがー。)

いつもの自宅外出は、夕飯も別のレストラン等で済ませてから、
夜9時過ぎに施設に帰す事が多かったのですが、
施設側も夜勤帯の時間になるし、こちらの負担も大きいしー。
ということで、今回から夕飯前に帰すように変えてみました。

その分、時間的にも物理的にも体力的にも「楽になった筈」だったのですがー。

ワタクシが母を送って行っている間に、主人がまた荷物を廊下に戻します。
そうしないと生活スペースが確保出来ないからです。
母が居る時は廊下はいつも綺麗だったのですから、
荷物置き場にしないでも済む筈なのですがー。。
不思議です。

母を施設に帰してから直ぐに家にUターンです。
その帰途に主人からメールがあり、
「疲れ切ってしまって荷物が戻せない!!」
と言うのです。

廊下の荷物は主に布団の上に置いて凌いでいます。
そこしか荷物の避難場所がありませんので。

「荷物が戻せなかったら布団で寝られないだけです。」
と返しました。

約1時間して帰宅すると、廊下は綺麗に片付いています。
あれから少し休んで、仕方なくまた荷物を戻してくれていたそうです。
「いつもありがとう。。」
心の中で言いました。本当に心底感謝です。

お陰でワタクシもその晩ゆっくり休むことが出来ました。

(終わり-続きません)



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