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「年」を嫌でも感じる。。 [徒然雑感]

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            ---萎びたカサブランカ、割れて落ちた柿の実、
                (前々回「文月から葉月へ(0730)」の記事で、
                   一緒に活けられていた向日葵は廃棄されました)

去年の暮れに、母の体調がガクンと悪くなり、包括ケア病棟のお世話にまでなったが、
結局は施設入りを選ばざるを得なかった。
2008年3月14日に、くも膜下出血で倒れ、一時は人事不省にまで陥ったが、
後に、「奇跡の人」と周りから言われるほど、診察する医者が悉く脅威するほど
元気になった。
従って、医者、看護師を始め、周りの方がから「奇跡の人」と言われる程だった。

完全に車椅子生活ながら、車椅子とベッドの移乗、車椅子とタクシーの座席の移動など、
介助すれば結構自分でいろいろできたのだがー。

本当に元気になり、行くところはどうしても限られて来るが、良く食べ歩きや、
美術館、イベントの展示会などに一緒に出掛けた。

問題のトイレも、なんとかワタクシ一人の介護解除で済ませることが出来た。

のだが。。
この暮れから春、夏、と、施設で刺激の無い生活を我慢しているせいか、
全体に「生きよう」と言う覇気がなくなってしまった。
車椅子からベッドに移乗し、うつむせになったり仰向けになったりも、
多少、普通の人よりは時間が掛かるものの、自分ですることが出来たのだが、
今はベッドから半身起こすだけで30分は掛かっているらしい。。

母の在宅復帰は、本気で諦めるしかないのかもしれないーー。。


あんなに元気な人だったのに。。
「老い」はかくも厳しい。。








さてワタクシー。

左膝が痛い。
右足の付け根が痛い。
毎日のように酷い腰痛がある。
だから屈めない。従って片付けに苦労する。
母のベッドが4月に出た後は、一向に片付けられないでいる。

日焼け止めをあれほど忠実に塗っているのに、
この数年、それでも皮膚が日焼け負けしてヒリヒリと痛む。
医師の処方した軟膏を必要とするようになった。
「加齢」を原因とする誰にでもある症状だそうだ。

前歯に良く物がつまるようになった。
前歯同士の間の隙間が年を取ったことで開いて来たのだそうだ。
直す薬は無い。

この間の「東京でも37℃」の猛暑日になった日。
実家近くの某銀行迄遠出して、所用を済ませ、そこから私鉄で「たった一駅」の隣駅まで
その私鉄に一駅だけ乗った!
あり得ない!!
いつもは軽々と歩いたのに!!
いや、あの酷暑、炎暑の中、「一駅ばかりの距離」とは言え、
炎天下を歩く気には到底なれなかった。
最近では冗談ではなく命の危険さえもある。。

その2-3日後、検診を受けに健診センター迄行かないとならなくなったのだが、
この日は朝から雨降り。
センターはとてもアクセスの悪い行き辛いところにある。
普段は自転車を使うのだが、いくらパラパラ雨でも河童は必須。
庇のある帽子を被って雨除けにしているのだが、それでもやはり雨の日は怖い。
視界がとても悪くなる。

しかも認めたくないが年のせいだ。
最近、よく転ぶようになった。
それもあって、普段から極力「乗らないように」過ごしている。
しかし、電車では変な方向に連れて行かれてしまい、自宅から歩いた方が近い位?
時間的余裕もなく、焦るのだが良い案が浮かばない。

そうだ!タクシーだ!!

これは大奮発だ!!

そういえば、最近は月一の病院へ行く時も、片道(行き)だけ
タクシーを使うことが多くなっている。

母の老い、も、ワタクシの老い、も、実に分かり易い!!

足腰の衰えを自覚し「鍛えよう」とすると、怪我をしたり寝こんだり。。

「何歳からでも鍛えられる!!」

と広告が躍る。

しかし!!
なかなか「鍛える」のも難しい。。




あぁ~ぁ。。
なんて嫌な事なんでしょう!!
「年のせいで」あちこち不便になる。痛くなる。無理が効かなくなる。。


ワタクシもすっかり老いてしまったようです。。

ここでお世話になっているお姉さま方、何か良い方法はありますか?
どうやって「自らの老い」を克服なさっていますか?



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